2012年1月18日水曜日


〔株式マーケットアイ〕新興株は堅調続く、買い地合いを反映

2012年 01月 18日 15:37 JST
 
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〔株式マーケットアイ〕
 <15:26> 新興株は堅調続く、買い地合いを反映
 新興株式市場は堅調で、マザーズ、ジャスダックともに買いが続いた。
 主力株の上昇が鈍いと中小型株が選好されるが、きょうは主力株とともに中小型株の買いも継続。大和証券・投資情報部次長の西村由美氏は、主力株がこれまで大きく売られてきたが、足元リバウンドする局面だとし、主力株の買い戻しの過程で中小型株の上昇が遅れる可能性を指摘している。ただ、売りが膨らむ地合いではないという。
 <14:37> 日経平均は高値もみあい、先物買い戻しが一巡
 日経平均は高値もみあい。8560円近辺で推移している。「ユーロ安一服を受けてCTA(商品投資顧問業者)から先物にまとまった買い戻しが入ったものの、75日移動平均線(8566円13銭=17日現在)が抵抗線となり上値が重くなっている」(準大手証券トレーダー)との声が出ている。
 
 <12:42> 日経平均は上げ幅拡大、先物にストップロスの買い戻し
 後場に入り日経平均が上げ幅を拡大。前日比100円超の上昇となり、8500円台後半まで値を伸ばしている。
 市場では「特段材料は観測されていないが、節目である8500円を超えたところで先物にストップロスによる大口の買い戻しが入ったのではないか」(米系証券トレーダー)という。
 <11:19> 日経平均は小幅高、中国関連株がしっかり
 日経平均は小幅高。プラス圏に浮上したが、上値の重い展開となっている。
 市場では「きょうから再開されるギリシャの債務交渉を見極めたいとして様子見ムードが強い。一方、ファナック(6954.T: 株価ニュースレポート)やコマツ(6301.T: 株価ニュースレポート)など中国関連株が物色され、指数上昇を支えている」(準大手証券)との声が聞かれた。
 
 <09:55> 日経平均は下げ渋る、上値への慎重姿勢は続く
 日経平均は下げ渋り、前日終値近辺で推移している。電力、商社、機械が堅調。鉄鋼、自動車はさえない。「海外勢の小口買いで下げ渋っている。個人の低位株物色も継続している。ただ上値に対する慎重姿勢は変わっていない。S&Pによる格下げが織り込み済みとはいえ、実際に欧州金融機関への影響が出るのはこれからであり楽観できない」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。
 
 <09:25> 反落、海運セクターの売り目立つ
 寄り付きの東京株式市場で日経平均は反落した。前日の米国市場終盤の売りや欧州財政危機への懸念、さらに手掛かりが乏しいことから積極的に買いにくい展開。ただ、米株上昇を受け底堅い値動きとなっており、日経平均は前日終値をやや下回った水準で推移している。
 業種別では、石油関連が買われる一方、証券や銀行は安い。バラ積み船市況の指標であるバルチック海運指数.BADIが1000ポイントを割り込んだことで、海運の売りも目立つ。引き続き、建設セクターの低位株などが選好されている。
 <08:29> 寄り前の板状況、主力輸出株は売り買いきっ抗
  
 市場関係者によると、寄り前の板状況で、トヨタ自動車(7203.T: 株価ニュース,レポート)、キヤノン(7751.T: 株価ニュースレポート)、ソニー(6758.T: 株価,ニュースレポート)の主力輸出株は売り買いきっ抗となっている。ホンダ(7267.T: 株価ニュースレポート)は売り優勢。
 また、大手銀行株では、みずほフィナンシャルグループ(8411.T: 株価ニュース,レポート)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T: 株価ニュースレポート)は売り買いきっ抗、三井住友フィナンシャルグループ(8316.T: 株価ニュースレポート)は売り優勢となっている。

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