フィスコ為替ニュース
[ドル・円東京市場概況]
*11:57JST 東京外為市場午前の概況
13日の東京外為市場午前のドル・円は弱含み、82円43銭から82円17銭まで軟調推移。
ドル・円は、日銀金融政策決定会合の結果待ちの中、ドル売りオーダー(82円50-60
銭)で上げ渋る展開となった。
ユーロ・ドルは強含み、1.3146ドルから1.3192ドルまで堅調推移。
ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念が後退しつつあることで強含みに推移し
た。
ユーロ・円は小動き、108円24銭から108円52銭で推移。
108円60銭の売りオーダーで上げ渋る展開。
仲値:82円37銭/12時現在相場水準:ドル・円82円15-25銭、ユーロ・円108円30-40銭
・中国人民元:高6.3249元、安6.3221元、直近6.3234元
・NYMEX原油先物価格(時間外取引):高107.00ドル、安106.50ドル、直近106.93ド
ル
・日経平均株価:始9921.25円、高10007.82円、安9921.25円、前引け9981.72円
(+91.86円)
【経済指標】
・日・1月第3次産業活動指数:98.4、前月比-1.7%(前月比予想+0.2%、12月
+1.8%)
・英・2月RICS住宅価格:-13%(予想:-14%、1月-16%)
・豪・2月企業景況感指数(NAB):3(1月2)
・豪・2月企業信頼感指数(NAB):1(1月4)
【要人発言】
・安住財務相
「中国が国債購入枠650億人民元を許可。当面は小額から購入開始」
《MY》
2012年3月13日火曜日
2012年3月12日月曜日
昨日までの動向
3月9日 米ドル/円:[始値] 81.573[高値] 82.634[安値] 81.461[終値] 82.421 ※数値はBID値です。
3月9日米ドル/円は、陽線引けとなりました。
東京市場は米雇用統計を控え終始小動きに展開の中、上値トライの感はありましたが、前回の高値圏レベルの81.884レベルで抑えられ、その後は81.461レベルを下値に、81円後半で推移しました。
東京市場は米雇用統計を控え終始小動きに展開の中、上値トライの感はありましたが、前回の高値圏レベルの81.884レベルで抑えられ、その後は81.461レベルを下値に、81円後半で推移しました。
欧米市場では、米雇用統計が発表され、失業率8.3%と横ばいだったものの、NFP(非農業者部門雇用者数)が22.7万人と予想をやや上回り、また、前回のNFPも+4.1万人修正され総じて良好の内容となりドル全面高、米ドル/円は82.634 レベルまで上昇、この米雇用統計の好結果から、QE3観測が後退し、ドルは下がりにくい展開となりました。
ユーロも、ギリシャ政府が集団行動条項(CAC)の発動を閣議了承したことで、ISDA判定委員が、ギリシャの債務交換をクレジットイベントと判断、格付け会社フィッチもギリシャの格付けを一部債務不履行に引き下げたことで、ユーロドルは1.30962レベルまで下落しました。
ユーロも、ギリシャ政府が集団行動条項(CAC)の発動を閣議了承したことで、ISDA判定委員が、ギリシャの債務交換をクレジットイベントと判断、格付け会社フィッチもギリシャの格付けを一部債務不履行に引き下げたことで、ユーロドルは1.30962レベルまで下落しました。
米ドル/円 直近の値動きと主なイベント

東京市場概況
【米ドル/円】
米雇用統計を控え終始小動きするものの、前回の高値を試すなど、やや上値トライ感の取引に終始しました。
米雇用統計を控え終始小動きするものの、前回の高値を試すなど、やや上値トライ感の取引に終始しました。
欧米市場概況
【米ドル/円】
2月の米雇用統計の好結果により、5月26日以来の82円台を突破し、82.634レベルまで上昇しました。
失業率は8.3%と予想通りの結果ではありましたが、非農業者部門雇用者数が22.7万人とやや予想を上回ったことや、12月、1月のNFPもそれぞれ、+2万人、+4.1万人と上方修正され、ドル買いに拍車がかかり、82円台を割ることなく、82.421レベルでクローズしました。
2月の米雇用統計の好結果により、5月26日以来の82円台を突破し、82.634レベルまで上昇しました。
失業率は8.3%と予想通りの結果ではありましたが、非農業者部門雇用者数が22.7万人とやや予想を上回ったことや、12月、1月のNFPもそれぞれ、+2万人、+4.1万人と上方修正され、ドル買いに拍車がかかり、82円台を割ることなく、82.421レベルでクローズしました。
【ユーロ/円】
ユーロ/円は、陰線引けとなりました。
ギリシャの債務問題や格下げなどでユーロ売りとなり、ユーロ円は107.675レベルまで下落しました。加えて2月の米雇用統計の結果から、米ドル買いとなりユーロドルが1.30962レベルまで下落したものの、米ドル/円の上昇に連れて、ユーロ/円108円台に回復し、その後は、終始小動きとなり、108.139レベルでクローズしました。
ユーロ/円は、陰線引けとなりました。
ギリシャの債務問題や格下げなどでユーロ売りとなり、ユーロ円は107.675レベルまで下落しました。加えて2月の米雇用統計の結果から、米ドル買いとなりユーロドルが1.30962レベルまで下落したものの、米ドル/円の上昇に連れて、ユーロ/円108円台に回復し、その後は、終始小動きとなり、108.139レベルでクローズしました。
【豪ドル/円】
豪ドル/円は、陽線引けとなりました。
東京時間に、1月の豪貿易収支が発表され、予想を下回る数字に、またギリシャ問題でも豪ドル売りに拍車がかかるも、86.50レベルでサポートされ、米雇用統計での好結果に87.590レベルまで上昇、その後は利益確定と米ドル買い圧力に豪ドル売りとなり、87.155レベルでクローズしました。
豪ドル/円は、陽線引けとなりました。
東京時間に、1月の豪貿易収支が発表され、予想を下回る数字に、またギリシャ問題でも豪ドル売りに拍車がかかるも、86.50レベルでサポートされ、米雇用統計での好結果に87.590レベルまで上昇、その後は利益確定と米ドル買い圧力に豪ドル売りとなり、87.155レベルでクローズしました。
本日の展望
【米ドル/円】海外利食い売り本邦買い
先週金曜日の雇用統計22万7,000人の増加と言う結果を受け、現在も素直に推移しております。
FRBによる追加金融緩和が遠のいた見方が広がっており、ドルを押し上げています。
本邦勢は買いを継続している形になり82円台をキープしながら上を狙う動きと見られています。
一方、海外勢は上げた所に利食い売りを行う動きが見られており、本日は一旦利食いが先行しそうな構図です。
仮に82円を割り込めば81.80近辺まで下落が見られそうです。
目先のレジスタンスは82.60-65(雇用統計発表後の高値)
サポートは82.15、81.80(それぞれ金曜日の上昇の半値、全戻し)
想定レンジ 81.20-82.60
FRBによる追加金融緩和が遠のいた見方が広がっており、ドルを押し上げています。
本邦勢は買いを継続している形になり82円台をキープしながら上を狙う動きと見られています。
一方、海外勢は上げた所に利食い売りを行う動きが見られており、本日は一旦利食いが先行しそうな構図です。
仮に82円を割り込めば81.80近辺まで下落が見られそうです。
目先のレジスタンスは82.60-65(雇用統計発表後の高値)
サポートは82.15、81.80(それぞれ金曜日の上昇の半値、全戻し)
想定レンジ 81.20-82.60
米ドル/円 日足チャート

【ユーロ/円】先週末マクロ系ファンド大量ユーロ売りの影響
先週末に出ていたマクロ系ファンドのユーロ売りは現在落ち着いていますが、ユーロ円は弱含みで推移しています。
ギリシャは債務交換の参加率が85.8%になったと発表し、更にCACが適用されれば参加率が95.7%に達すると見られていますが、実際額は低くなる公算で、今後もまだ不安材料が続きそうです。
107.50を割り込む形になれば、107.10(108.635から50%)まで下落する可能性があります。
目先のレジスタンス108.70(3月9日高値レベル)
サポート107.60(昨夜の安値)107.10(3/9からの上昇の半値)
ギリシャは債務交換の参加率が85.8%になったと発表し、更にCACが適用されれば参加率が95.7%に達すると見られていますが、実際額は低くなる公算で、今後もまだ不安材料が続きそうです。
107.50を割り込む形になれば、107.10(108.635から50%)まで下落する可能性があります。
目先のレジスタンス108.70(3月9日高値レベル)
サポート107.60(昨夜の安値)107.10(3/9からの上昇の半値)
ユーロ/円 日足チャート

【豪ドル/円】
ファンダメンタルでは豪ドルは売り材料が優勢で、ドルにも買い圧力が強まっているため、目先上値が重い展開となりそうです。
本日はイベント終了後の調整局面が予想されることと、オーストラリアリスク選考主体の買いも少なく、売り優勢の展開となりそうです。
レジスタンス87.50(3月9日高値)
サポート86.50 86.00 以後50pt刻み
本日はイベント終了後の調整局面が予想されることと、オーストラリアリスク選考主体の買いも少なく、売り優勢の展開となりそうです。
レジスタンス87.50(3月9日高値)
サポート86.50 86.00 以後50pt刻み
豪ドル/円 日足チャート

ユーロ/ドル 週足チャート ・日足チャート

本日の主な指標
<欧米市場>
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)貿易収支 -1月 予想 -490億ドル 前回 -488億ドル
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)失業率 -2月 予想 8.3% 前回 8.3%
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)非農業部門雇用者数変化 -2月 予想 21.0万人 前回 24.3万人
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)貿易収支 -1月 予想 -490億ドル 前回 -488億ドル
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)失業率 -2月 予想 8.3% 前回 8.3%
【注目度☆☆☆】 東京時間22:30 (米)非農業部門雇用者数変化 -2月 予想 21.0万人 前回 24.3万人
※注目度は☆☆☆が高 ☆☆は中を示します。
7011 三菱重工業 東証1部
2月3日の決算発表で2011年4-12月期の連結決算は、純利益が前年同期比82%増の327億円だった。主力の原動機事業が施工管理やコスト削減の徹底で採算改善。前期まで3期連続で赤字が続いていた汎用機・特殊車両も、増収効果に加え機種の絞込みなどの効果で黒字に転換した。12年3月期通期の売上高と経常利益の予想は据え置いた。
チャートをみると、2008年6月8日の高値607円から、サブプライム問題とリーマンショックを受けて2009年2月20日の267円で底打ちしました。2009年1月7日の430円を上値の基点、2月20日の267円を下値の基点として上値を切り下げ、下値を切り上げる緩やかな三角保ち合いとなって現在に至っています。この中で、昨年6月3日の399円を高値に8月23日の303円まで下落したあと、312~329円のボックス相場となっていましたが、11月29日の326円でろあ買が出現し、そのままボックス圏を上に抜けて買転換となりました。日経平均の上昇が大型株主導となったことで、出遅れ大型株として買われ、3月5日(月)は、中国で焼却炉が好調ということで392円まで買われたものの、日経平均の下落につれて利益確定売り優先となり、▼1の384円で引けました。

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