7011 三菱重工業 東証1部
2月3日の決算発表で2011年4-12月期の連結決算は、純利益が前年同期比82%増の327億円だった。主力の原動機事業が施工管理やコスト削減の徹底で採算改善。前期まで3期連続で赤字が続いていた汎用機・特殊車両も、増収効果に加え機種の絞込みなどの効果で黒字に転換した。12年3月期通期の売上高と経常利益の予想は据え置いた。
チャートをみると、2008年6月8日の高値607円から、サブプライム問題とリーマンショックを受けて2009年2月20日の267円で底打ちしました。2009年1月7日の430円を上値の基点、2月20日の267円を下値の基点として上値を切り下げ、下値を切り上げる緩やかな三角保ち合いとなって現在に至っています。この中で、昨年6月3日の399円を高値に8月23日の303円まで下落したあと、312~329円のボックス相場となっていましたが、11月29日の326円でろあ買が出現し、そのままボックス圏を上に抜けて買転換となりました。日経平均の上昇が大型株主導となったことで、出遅れ大型株として買われ、3月5日(月)は、中国で焼却炉が好調ということで392円まで買われたものの、日経平均の下落につれて利益確定売り優先となり、▼1の384円で引けました。

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