<14:58> 1─3月期のユーロ下限1.18ドルとの声、その前にショートスクイーズも
ユーロ/ドルは1.2786ドル付近で底堅い。ユーロをめぐっては、積極的に買える材料に乏しく、市場では先安観が強まっているが、一方で積み上がったショートポジションを警戒する声も出ている。
みずほ証券FXストラテジスト、鈴木健吾氏は、ユーロの先行きについて、1)格下げ懸念、2)中核的自己資本比率(コアTier1)問題、3)国債の大量償還、4)ギリシャやフランスの選挙、5)欧州連合(EU)基本条約の承認手続き問題──など難題が山積していることから、「まだ下はある」とみているが、ショートポジションが積み上がっていることから、「1つ好材料が出れば跳ね上がる素地ができている。1─3月期のユーロ/ドルの下限は1.18ドルとみているが、その手前でショートスクイーズも1回あるのではないか」との見方を示した。「その際は1.3ドルに乗せるとみているが、その程度だろう」という。
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