ハンガリー、IMF・EUとあらゆる問題を協議する用意=担当相
[ブダペスト 5日 ロイター] ハンガリー政府で国際通貨基金(IMF)および欧州連合(EU)との交渉責任者を務めているフェッレギ担当相は5日、記者会見で、ハンガリーの国益となるなら、政府はIMFおよびEUからの提案について協議し、受け入れる用意があると述べた。
同相は「われわれは前提条件なしに交渉する用意がある。交渉の場ではあらゆる問題について話し合う用意がある」と語った。
また、IMFからの予防的なスタンドバイ取り決めを受け入れるが、市場環境によって必要とならない限り、資金を引き出すつもりはないと述べた。
同相は、ハンガリー政府はIMFおよびEUとの可能な限り早期の合意締結を望んでいるとも語った。政府は状況の重大性と、通貨フォリント相場の動向が債務にとって深刻な問題であることをはっきりと認識しているという。
中銀法の可決については、中銀の独立性を損なうとは考えていないとし、引き続き中銀の独立性を尊重すると述べた。
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