2012年1月5日木曜日


東京マーケット・サマリー(5日)


 レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
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<外為市場>

           ドル/円JPY=   ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在   76.72/74  1.2915/19   99.10/13
NY午後5時現在 76.71/73  1.2943/48   99.30/35

 午後3時のドル/円はニューヨーク午後5時時点と同じ76円後半で推移している。引
き続き76円半ばが底堅い一方で77円には手が届かず、狭い値幅でもみあった。ユーロ
は対ドル、対円とも海外市場での下げが一服、1.29ドル前半と99円前半でもみあっ
た。ただ、欧州債務問題がらみの材料が再び話題になり始めており、ユーロの下値不安は
強い。
 
  レポート全文: [JPY/J]
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<株式市場>

 日経平均    8488.71円(71.40円安)
         8481.83円─8519.16円  
 東証出来高   12億5542万株
 東証売買代金  7097億円 

 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落した。前日の米国株が横ばいとなり、手掛か
り材料に乏しいなか、前日の上昇を受けて主力株に一服感が強まり、売り優勢となった。
米景況感の改善期待が下支えする一方、欧州懸念や円高が重しとなり、方向感に乏しい展
開。後場には先物への仕掛け的な売りが出て下げ幅を拡大する場面があったが、下値は限
定された。前日に比べ売買高が細るなか、短期資金が低位材料株に向かい薄商いにとどま
った。 
   
 東証1部騰落数は値上がり414銘柄に対し値下がり1144銘柄、変わらずが114
銘柄だった。
 
 レポート全文: [.TJ]
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<短期金融市場> 15時30分現在
 
 無担保コール翌日物金利(主な取引レート) 0.070─0.075%
 3カ月物国庫短期証券流通利回り          ──
 ユーロ円3カ月金利先物(12年6月限)  99.655(+0.005)
              安値─高値   99.655─99.660

 無担保コール翌日物の加重平均金利は0.07%台半ばと前日(0.079%)から低
下する見通し。朝方は0.08%付近で調達する動きがあったが、前日に比べて地銀や大
手行などの調達意欲は弱く、朝方の調達一巡後は徐々に水準が切り下がった。ユーロ円3
カ月金利先物は小幅高。株安/債券高を手掛かりに買いが先行したが、材料難で上値は限
定的。中心限月2012年6月限は99.655─99.660で推移。レポ(現金担保
付債券貸借)GCレートは0.10%付近と横ばい圏。

 レポート全文: [JP/MJ]
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<円債市場> 15時30分現在
 
 10年国債先物中心限月・3月限(東証)    142.39(+0.06)
                        142.33─142.41
 10年最長期国債利回り(日本相互証券出来値) 0.985%(─0.005)
                 安値─高値  0.985─0.985%

 国債先物中心限月3月限は前日比6銭高の142円39銭と反発して取引を終えた。株
価が下落を背景に全般に底堅い展開となったが、高値警戒感がくすぶる中、6日の流動性
供給入札から始まる国債入札ラッシュが意識されて上値は限定的。週末からの3連休や6
日の米雇用統計を前に手控えムードが強まった。市場では米景気回復への期待感が出てい
る一方、イタリアの銀行増資をきっかけに欧州債務不安が再燃。強弱材料が混在している
ことも取引を手控える要因との指摘が出ている。現物市場は閑散。超長期ゾーンは銀行な
どの国内勢から小口の売りが出て上値の重い展開。30年超長期国債利回りは一時同1b
p高い1.925%を付けた。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低い
0.985%で推移。

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