2012年1月5日木曜日

★野村個人投資家サーベイ★では、3ヶ月後の株価は「上昇する」との回答比率が上昇
野村證券は5日「一月野村個人投資家サーベイ(調査期間11年12月19〜20日)を発表した。
それによると、3ヶ月後の株価見通しについて「上昇する」と言う回答比率と「下落する」と言う
回答比率の差が40.6と前月の36.4から4.2ポイントの上昇となった。調査期間に当たる12月19日の
日経平均株価の終値は8296円だった。その日は、北朝鮮の金正日総書記の志望が伝わり地政学リスク
の高まりから下げ幅を拡大する場面があった。個人投資家は冷静に事態に推移を見つめたようだ。
3ヶ月後の日経株価の変動幅は引き続き、1,000円程度の上昇を見込む回答比率が高く、投資家
心理に変化はないようだ。
 今後3ヶ月程度で株式市場に影響を与えると思われる要因については、前回と同様に「国際情勢」
「為替動向」「国内政治情勢」と続いた。財政難が続くイタリアやスペインなど南欧諸国での国債
発行が控えており、金利の急上昇「価格は下落」を警戒する声は依然としてあることから「国際情勢」
に関心が高まる状況が続きそうだ。
 投資対象として短期、長期を問わず株式を保有したと思う銘柄(実際に保有している銘柄も含む)
あるいは、注目していきたいと思う銘柄は、トヨタ自動車<7203.T>武田薬品工業<4502.T>
SoftBank<9984.T>ソニー<6758.T>みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が上位に入っ
ている。前回調査と比較すると、日本マクドナルドホールディングス<2702.T>と三菱商事が上位
から外れ、ソニーとみずほがランクを上昇させた。

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